なみだ巻き
山葵は初夏に旬を迎えます。
何時もは新鮮な魚介類をネタに鮨を握っておりますが、今回は山葵の刺激を活かした巻物をご紹介します。
山葵は成分の一部が酸化することにより辛さが出てきます。
鮫皮の細かな凹凸ですりおろし、沢山の空気に触れることて辛さが増すのです。
一方、こちらの巻物はわさび巻き、またの名を“なみだ巻き”とも言います。
千切りにした山葵をたっぷりと鮨米に巻き込んでいます。
こんなに沢山の山葵を巻物にしたら辛くて食べられない、とお思いになるかもしれませんが、大丈夫です。
“なみだ”は出ませんが、程よい刺激が鼻からスゥーと抜け、爽やかな気分にさせてくれます。
山葵好きの方、一度はお試しください。
夜のコース「織部」10,500円は、季節の食材を用いた酒の肴と旬の握りをお楽しみいただけます。
6月の寿司、夜の品書きご案内
6月10日
寿司 倉持
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