稚鮎
前回は“走り”の秋刀魚、今回は旬、今が“盛り”の鮎です。
川魚の中ではクセの少ない鮎、3枚に下ろして“お造り”、大胆に骨ごと削ぎ切りにした“背ごし”、氷水でさらした“洗い”など生で食する方法も色々あります。
一般的には塩焼き、炊き込みご飯、雑炊など加熱した料理が好まれているようです。
本日の入荷したのは“稚鮎”、鮎漁の盛んな木曽三川(木曽、長良、揖斐川)で有名な岐阜産です。
この稚鮎、今回は季節感を表す前菜に使いました。
軽く油で揚げ、出汁に漬け煮する“揚げ煮”で味を含ませます。腸の苦味が良い加減に残っており、それが美味しい!
「稚鮎大和煮」という名で夜のコースで前菜の一品としてお出ししております。
初夏の懐石 巧 ご紹介
つらつらとお品書きを見直しておりますと、やはり日本料理は季節を愉しみ、旬を頂くお料理。皆様の食欲を満たすだけでなく、日本の四季をお料理で感じていただければ幸いです。
日本料理 福田
« 走りの秋刀魚 | トップページ | 来週月曜29日は肉(ニク)の日、お得です »
「料理長より」カテゴリの記事
- 国産牛100%のハンバーグステーキ 今月は赤ワインのソースで(2022.04.19)
- 桜エビと春キャベツのペペロンチーノ ランチにご用意(2022.04.12)
- 銘柄牛ステーキディナーのお肉は宮崎の”霧峰牛フィレ肉150g”(2022.04.14)
- お昼の”牛鍋”山菜と一緒に召し上がり頂きます(2022.04.06)
- 春の料理、桜鯛にホワイトアスパラ(2022.04.05)
最近のコメント