鮪すき身
寿司の倉持です。
すき身の中で有名なのが通称“中落ち”、あばら骨の周辺からこそげ落とした赤身のこと。
今回ご紹介するのは腹の部分、脂がのっています。しかし残念なことに筋が多く刺身には適さない部位です、この筋と筋の間の身をスプーンですいて、美味しい所だけを料理に使います。
元々大トロの直ぐ側近く、脂ののった部位ですから軍艦にしても良し、巻いても良し、添え物をしてツマミでも美味しく頂けます。
私どもで“ネギトロ”と言うと主にこの部位を使います。
お得なお好み握りランチで鮪の様々な部位をお召し上がりいただけます。
是非、お試しください。
“ネギトロ”ですが、巷では市販加工品(赤身に脂を加えてミンチにしたもの)が幅を利かせているようです。残念ですが、お安く大量に販売する回転寿司などの業態では無理もない事かもしれません。
寿司 倉持
« 夏はあっさり五味そば | トップページ | 目板ガレイ三様 焼き、揚げ、煮 »
「料理長より」カテゴリの記事
- 国産牛100%のハンバーグステーキ 今月は赤ワインのソースで(2022.04.19)
- 桜エビと春キャベツのペペロンチーノ ランチにご用意(2022.04.12)
- 銘柄牛ステーキディナーのお肉は宮崎の”霧峰牛フィレ肉150g”(2022.04.14)
- お昼の”牛鍋”山菜と一緒に召し上がり頂きます(2022.04.06)
- 春の料理、桜鯛にホワイトアスパラ(2022.04.05)
最近のコメント