北九州の味“焼きカレー”とバナナの叩き売りの関係は?
クラブの徳永です。
港街門司が発祥の地と言われている“焼きカレー”
オーブンで焼かれて熱々のチーズが糸を引きます。
「上あごの火傷」に注意してお召し上がりください。
6月のヒルズランチは、鹿児島黒豚のミートソーススパゲティ、五島列島周辺で揚がったアジのフライなど九州に因んだ食をご用意しております。
詳細はこちらの6月のメニューご案内をご覧ください。
【ちょっとウンチク】
わたくし九州は福岡、飯塚の出身。
飯塚はかつての炭鉱全盛期には“筑豊三都”と呼ばれるほど活気があった街です。
その飯塚の人達ですら憧れたのが大陸に向って開いた当時の日本の玄関“門司の港街”、筑豊線の終点駅でもありました。
そのころの名物は“バナナの叩き売り”。
今は誰もが食べるバナナも当時は珍しい高価な果物、そうそう簡単に口にする事は出来ない時代でした。
門司は台湾から運ばれてくるバナナの荷揚げ地でもあり、バナナの商いを生業とする人々も多く暮らしていたそうです。
港街独特のおしゃれな雰囲気、一寸ハイカラな人達が洋食屋で頂いたのが“焼きカレー”。
当時、流行の最先端の食べ物だったようです。
今では北九州の郷土の味として定着、観光客にも人気です。