舞茸の天ぷらと冷たい梅ダシの蕎麦で”30品目”
日本料理の福田です。
北信濃の戸隠・山之内、そこに隣接する越後の魚沼など山間部のそば処では、この季節になると必ずと言って良いほど品書きに載っているのが“舞茸の天ぷら”です。私も舞茸の天ぷらが大好き、皆さんもお好きだろうと思い、お昼に舞茸天ぷらとお蕎麦の組合わせをご用意しました。
お蕎麦は二八の細打ち、鰹出汁に梅干しを利かせ、さらに薬味をたっぷりと飾って食が進むように作りました。
小鉢は明日葉のお浸し、もずく酢と健康的な野菜料理、ご飯もひじきご飯にしました。
昔から健康的な食事の目安で「一日30品目」と言われております。こちらの蕎麦ご膳の品書きで薬味、添物の野菜も数えますと食材は30種以上は使っております。お料理は美味しくて当然、さらに健康的な食事も大切、そして季節感も楽しめる、この蕎麦ご膳は良い品書きと自負しております。
なお、例年9月の頭からお出ししている秋刀魚の塩焼き、今年はは9月17日(火曜)からご用意致しますので、もう少しお待ちお待ちください。
追記:天然物の舞茸は収獲量も少なく、ほとんどがその土地で消費されて一般の市場に出回る量は極限られております。天然の舞茸は非常に高価ですし、入荷も不定期、容易に使える食材ではありません。幸いな事に昨今は茸の栽培技術も向上し、舞茸も天然物にさほど劣らない物を入手出来るようになりました。ありがたい事です。
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