ナポリタン 懐かしい味です
コンチネンタルダイニングの飛知和(ひちわ))です。
何かの縁で調理の道に入って35年、近頃かつてご馳走だった洋食屋の味が脳裏を行き来して止みません。20代の駆け出しの調理人時代、お給料が入ると良く出かけたのが浅草界隈の洋食屋さん・・・そこで「あの美味しさを再現できたら」と思い、今月のランチメニューにナポリタン、海老フライ、オムライスを入れております。
今日は、もっとも馴染みが深いナポリタンをご案内します。
当店のナポリタンは、太麺スパゲティを茹で、サラダ油を廻して一晩冷蔵庫で寝かせ、モチモチした独特のコシを生み出しています。具は玉ねぎ、ハム、マッシュルームにピーマンを彩りに加え、自家製のトマトソースとケチャップを併せてマイルドな味わいに仕上げています。
その他にはオムライス、ジャンボ海老フライなどもお昼にご用意しております。
詳細は、どうぞコチラのランチメニューPDFをご覧ください。
追記:ナポリ料理のパスタ「アマトリチャーナ」が原型とも言われている(諸説あります)ので「ナポリタン」、戦後直ぐ横浜ニューグランドで、駐留したイタリア系米兵へ有り物食材で工夫して作ったのが元祖と言われ・・・一般市民にも昭和40年頃から当時流行の最先端を行く、ハイカラな料理として喫茶店、洋食屋などで人気を博したようです。本物のイタリア料理とは別に「日本の洋食」として価値を市民に認められ、、現在でも人気のある洋食の代表料理です。